金融庁の市場ワーキング・グループが公表した報告書を発端に“老後2000万円問題“が話題となりましたね
でも「老後までに2000万円用意しろと言われても無理…」という方がほとんどだと思います
しかし、2000万円老後までに準備すると言うのは難しいと思うかもしれませんができないことでは無いのです
そこで今回は今からでもできる老後資金の準備方法についてご紹介していきたいと思います
老後2000万円問題って何?
なんで2000万円不足するの?
金融庁の報告書によると老後2000万円不足するというのは下記の前提のもと算出されています
- 夫65歳、妻60歳の時点で夫婦ともに無職
- 30年後(夫95歳、妻90歳)まで夫婦ともに健在
- その間の家計収支がずっと毎月5.5万円の赤字になっている
※赤字の金額は総務省「家計調査」(2017年)における高齢夫婦無職世帯(夫65歳以上、妻60歳以上)の平均から算出
図:総務省「家計調査」(2017年)
年金で生活できるんじゃないの?
え??老後は年金で生活できるんじゃないの??と思ってらっしゃる方もいるかもしれませんがかなり厳しい現実が待っています
年金で毎月いくらもらえるのかな?と考えてらっしゃる方はこちらの記事もご覧になってみてください
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節約が今後の人生に役立つ理由【年金がいくらもらえるか気になる!!】
世界の年金制度ランキングでは日本はなんと39か国中32位!!!
安心して過ごせそうでしょうか?(笑)僕は不安でした。。。
世界の年金制度ランキング 日本はかなり低かったより引用
グローバル年金指数は「十分性」「持続性」「健全性」の3つに大別される50以上の項目で年金制度を評価し、総合指数値を算出しています
継続性がとても低いという見られ方をしているのは、日本の人口減少問題なども加味して年金制度自体を国が維持できなくなるんじゃないかと判断されているということです!
日本に住んでいると日本はいい国だと言うイメージになることが強いですが海外からはそうは思われていないことってたくさんありますよね!
退職金がもらえるから大丈夫?
自分の退職金がいくら位もらえるかわかっている人は少ないと思います
僕自身もはっきりといくらもらえるかわかっていません、なぜなら年々もらえる退職金は減っていっているからです
え~??と思う人も多いかもしれませんが厚生労働省がこのようなデータを出してくれています
私たちが定年を迎える頃、退職金はもらえるの?より引用
バブル崩壊を経験し企業は高齢社員に多額の退職金を用意することを辞め、内部留保(会社にお金をたくさん貯める)に力を入れています
今まではたくさんもらえていた退職金もどんどん会社は出し渋っているという感じですね
この10年間で退職金は平均で実に492万円も減少しています
今年退職した人の退職金が2000万円だったとしても、自分が退職するときに2000万円もらえる保証はどこにもありません
僕はもちろんあなたも将来については考える必要があるということが少し伝わったかと思います
老後2000万円貯めるには?
収入の20%を貯蓄する
だんだん生涯賃金は減少傾向にありますがユースフル労働統計-労働統計加工指標集-2017では男性の生涯賃金は2億円から2億5000万円程度、女性の生涯賃金は1億円から2億円程度です
収入の20%を貯蓄に回すことができれば誰でも2000万円から4000万円程度の貯金をすることが可能です
手取りが20万円の人なら毎月4万円、手取りが30万円の人なら毎月6万円を貯金していきましょう!
と、何言われてもどうすればいいのかわからないと思うので貯金するためのやり方についてお伝えしていきたいと思います
銀行口座を分ける
まずは普段遣い用の銀行口座と貯蓄用の銀行口座を分けましょう!!
貯蓄用の口座とは、まとまった資金を貯めるための口座で、手をつけてはいけません!
貯蓄の基本は、貯める分だけのお金を先に貯金用の口座に移す先取り貯蓄です
口座を分けずに使った残りを貯めようとしても、人はお金をある分だけ使ってしまう生き物です(笑)
まとめ
所得の20%を貯金すると普段より貯金額が増えるという人がほとんどになると思いますが、今まで通りにお金を使ってしまうともちろんお金が足りなくなります
お金が足りなくなってしまうあなたの家計を助けてくれるのが節約です!!
普段10,000円で買っているものを5000円で済ますことができれば5000円貯金できるのは間違いありません
節約を始めてみようと言う方はこちらの記事もご覧になってみてください
家計を赤字から救うために最初に見直すべきオススメポイント【5選】
僕も節約に本気で取り組むことによって4年で1000万円の貯蓄を作ることができました
節約はやっていけば誰でも再現性があるものです、少しずつブログでも紹介していきますので一緒にコツコツ頑張っていきましょう!
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