老後2000万円問題等が大きくメディアで取り上げられたことで、老後のお金については考える方が増えてきたと思いますが、僕たちの老後には必要なものはお金だけというわけではありません!
今回お伝えする老後に必要なもう一つの大切なことそれは友人・コミュニティーです!
なぜ友人・コミュニティーが大切なのか?
孤立死と考えられる事例が多数発生している
死因不明の急性死や事故で亡くなった人の検案、解剖を行っている東京都監察医務院が公表しているデータによると、東京23区内における一人暮らしで65歳以上の人の自宅での死亡者数は、平成30(2018)年に3,882人となっています
※内閣府ー令和2年版高齢社会白書より
孤独死する人は年々増加傾向にありますが、今このブログを読んでらっしゃる方で自分が孤独死すると言うのをリアルに考えていらっしゃる人は少ないのではないかと思います
しかし、10年前から考えると約2倍の2000人ほど増加していることを考えると、私たちが自分の死について向き合う時は年間数万人の孤独死している人がいるかもしれません
孤立死を不安に感じる人生
一人暮らしの60歳以上の者の5割超が孤立死を身近な問題と感じています
孤立死(誰にも看取られることなく亡くなった後に発見される死)を身近な問題だと感じる(「とても感じる」と「まあ感じる」の合計)人の割合は、60歳以上の者全体では34.1%ですが、一人暮らし世帯では50.8%と5割を超えています
※内閣府ー令和2年版高齢社会白書より
この数字を見てわかる事は夫婦や家族といるときは孤独死という不安を持つ事はあまり多くは無いかもしれませんが、身近なパートナーがいなくなってしまった時は2人に1人は孤独死という問題と向き合わなければならなくなるという事ですね
あなたには一生付き合っていけるような友人やパートナーが何人いますか?
あなたが1人になっても支え合えるようなコミュニティーがありますか?
今、孤独死を不安に思っている人たちも若い時は自分がそんな不安を持つとは考える機会がなかなかなかったのではないかと思います
近所の人とのつきあいはあいさつ程度
男性単身世帯の半数以上が近所の人とのつきあいはあいさつ程度です
65歳以上の人の近所の人とのつきあいの程度を世帯タイプ別に見ると、男性単身世帯においては、「あいさつをする程度」が半数以上であり、「つきあいはほとんどない」と回答する割合も他より高いですが人間関係がどんどん希薄になってきていると言えるのではないでしょうか?
※内閣府ー令和2年版高齢社会白書より
僕もとても驚いたのですが、最近ではこのようなニュースも話題になりましたね
高齢者「親しい友人なし」3割ー4カ国調査で日本が最大
日本、米国、ドイツ、スウェーデンの高齢者を対象に実施した内閣府の国際比較調査で、日本の高齢者は約3割が親しい友人がいないと回答し、4カ国の中で割合が最大だったことが12日、分かった。近所付き合いの希薄さも目立っており、高齢者の孤独防止対策が急務となっている。
昨年12月~今年1月、4カ国の60歳以上に調査。約5千人が回答し、うち日本人は1367人。
家族以外で相談や世話をしたり、されたりする親しい友人がいるかを尋ねたところ、日本は31・3%が「同性、異性のいずれもいない」を選んだ。他は米国14・2%、ドイツ13・5%、スウェーデン9・9%。
※地方紙と共同通信のよんななニュースより引用
まとめと解決策
- 孤独に生きるという辛い人生にならないためには、一生繋がれる友人を若いうちに作ることが大切
- 10人中3人は親しい友人がいないと感じて生きているけれど、若い時は仲の良かった友人がたくさんいた
- 趣味を増やして人との接点を増やしましょう
趣味や友人を増やしてみたいという方はこのような記事も参考になるかと思います
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僕にお問い合わせフォームから連絡をもらえたら僕とも仲良くなれるかもしれませんよ!(あまり連絡が来ないので実は寂しい(笑))
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